タスペーサー 縁切り


こんにちは!プラネストホームズです。本日は屋根塗装の際に必ず必要となる【タスペーサー】についてご紹介します。

タスペーサー・縁切りについて

タスペーサーとは、一部の屋根塗装の際に屋根材との隙間を塗料で埋めないようにするための材料です。

その工程を【縁切り】と呼び、一部の外壁塗装では大変重要な工程になります。

屋根の隙間に入っているのがタスペーサー

縁切りが必要な屋根材ってなに?

スレートと呼ばれる屋根材です。カラーベストやコロニアル屋根などと色々な名前で呼ばれています。

細かく説明すると、スレートは屋根材の名称で、カラーベストはスレート屋根を販売しているケイミューという会社がつけたスレートの総称です。そのカラーベストの商品の中にコロニアルという商品名の物があります。

そもそもスレート屋根とは、大学ノートくらいの厚みの板のような屋根材で、セメントを主成分として使用しています。

スレート屋根

縁切りをする必要性とは

結論からお伝えすると、雨漏れや屋根材の腐食を防ぐためです。

スレート屋根材は、雨水が屋根の内部に侵入する可能性があります。その際に、外へ雨水を逃がしてあげないといけません。しかし、縁切りを行わずに塗装を終えてしまうと、屋根材と屋根材の間が塗膜で埋まり、雨水の逃げ道をふさいでしまいます。

結果、雨水や湿気が溜まり、雨漏れや腐食を引き起こす可能性が高まってしまうのです。

これだけ大事な縁切り作業ですが、中にはこの作業を行わずに塗装を終える業者もあります。最悪の場合、塗装してから数年で再度足場を建て、屋根のメンテナンスを行わなければならない場合もありますので、ご注意ください。

縁切り作業をしなかった屋根材の表面

実際に、当社がご依頼を頂き屋根の点検を行ったお家でも、前回の業者がこの縁切りをしなかったことによって、腐食していたことがあります。

腐食したスレート屋根

《必ず見積書をご確認ください!!》

手抜きの業者を見極めるには、お客様の知識と確認が必要になります。

知識さえつけておけば、見積書を確認した際に「あ、これおかしいな。」と感じてもらえるはずです。

《縁切り》業者の見極め・見積書の確認方法

まずは【見積書・ご提案時に説明があるかどうか】、そして【見積書にしっかり記載されているのか】です。

既に、見積書を手元にお持ちの方は、すぐに確認して下さい。

両方無い場合は、かなり怪しいので、慎重にご判断下さい!

最後に

「最安値です!」

「激安です!」

「今だけの値段です!」

そう言われていたとしても、一度別の業者で見てもらうことをオススメします。